僕の人生の中で、君と関わることなんてないと思っていた。 いつだって君は、僕とは違う世界にいたから。 誰もが羨むほどの容姿を持っていて、成績だって常に上位に入ってる。 それだけじゃない。 どんなときでも凛としていて、誰にも流されないし、誰のものにもならない。 ーーーーそんな君が、僕は嫌いで好きだった。