危ないっっ!!! と叫ぶ暇もなく、私は音羽の肩を車とは反対方向へ思いっきり押した。 どうしてそんな行動をしたのかはわからない。ただ、なんとなく音羽を巻き込んだらいけない気がしたのだ。 ‘昨日’と同じような衝撃を受けた後、私は空へとふっ飛んだ。 薄れゆく意識の中で車の運転座席を見る。 え..子ども...? 小学三年生ぐらいだろうか。それくらいの子が無邪気に笑っていた。 私が見ていたことに気付いたのだろう。 こちらを向いて……。。