「飲みすぎるからじゃん」
私が冷たくそう言うと、先生は無視。
ああ、そうですね!
都合悪くなったら無視するもんね!
「ねえ」
「ん…」
「あの人綺麗だね。先生のなに?」
「俺の担当の子」
担当?指導係ってやつ?
社長なのに、そんなのあるの?
それも、女の子。
「私も先生に指導係して欲しいなあー」
「恋は無理かな」
はあ?!
無理ってなにそれ。
「ああ、そーですか!あの人の方が可愛いもんね!スタイルもいいもんね!」
「なんでそうなんだよ」
「もういいよ!私、今日は1人で寝る」
そう言って、しゃがめていた体を起こして寝室に向かおうとしたけど。
腕を強い力で引かれて、視界が揺らいだ。
見えるのは、先生と天井。

