「ねぇねぇ。名前なんて言うの?連絡先教えてよ」 「おい、ずりーぞ。俺とも遊んでよ」 えっと…。 なんか知らない人に囲まれてる…!! 「お前らやめろ!つーか、何しに来たんだよ!?」 どう対応していいのか分からず、オロオロしていると、突然声を上げたのは颯斗だった。 突然大声を上げるものだから、あたしの体は恐怖のあまりビクッと反応する。ただ、みんなはなんとも思っていないのか至って普通だった。