先生。



でも本当にこれが最後。


先生との曖昧な関係にピリオドを打つね。





「先生…」





私、子供だよ。


それでも、私の気持ちって伝わる?





「…本当に、大好きだった」





先生の弱った心に、伝わった…?


私の、最後の挨拶が。




先生はきっと、ガキの恋愛だって笑うかもしれない。


でも、私は本気だったよ。


先生とならどこまでもいけるって、本気で思ってたんだよ。



泣かないと決めていたのに、1つだけ…涙がこぼれ落ちる。


その涙が最後まで落ちた時、私は先生の腕から抜け出した。



それと同時に、ポケットに入っていた携帯が震え、着信音が響く。





「もしもし」


『ついた』