『…せづマネが帰った後にやる?!わざわざやる?!下に親がいるのにやる?!…鬼畜だよあのヤローはあぁっ!…デキてたんだ。やっぱりデキてたんだあの二人!確信犯だよこれは!』
『早霧谷さんはやらないんですか』
『俺は親がいる時は絶対しない!…って、そんなことは今は問題じゃない!聞くな!』
『で、最後まで盗聴してたんすか』
『…だから、そんなことは問題じゃないってんだろが!コラアァァッ!』
チャラ男先輩は怒りに震えている。
星月がいるのに、横川と…というのに、相当ご立腹のようだ。
しかし、星月が帰った後に横川と…?
これは、本当に…デキてるのか?
横川が本命で、星月は愛人?
それとも、星月が本命、横川はセフレなのか?
わからん…。
…ただ、言えることは。
蓑島は、星月と横川。
二股をかけている…。
(………)
これ、どうリアクションしたらいいんだ。
『…だから、俺は最初から反対だったんだ!あの二人のただならぬ関係を目にして、せづマネが絶対泣く羽目になる!不安が現実になったじゃねえか!』
そう怒鳴り散らして、早霧谷さんは俺にずいっと凄んでくる。
『な、なんすか…』



