しかし、証拠って何だ。
…だが、この話を耳にして、事態は一変する。
このおぞましい話に、俺も悠長にしていられなくなるのだった。
昨日のパーティー。
星月は、チャラ男先輩より一足お先に家に帰った。
…ちなみに、その帰りに俺達は地元で遭遇している。
チャラ男先輩は、お父様の酔っぱらいお友達に絡まれに絡まれまくったらしい。
ようやく彼女の部屋に逃げてこられて、ようやく彼女と二人きりになれた。
彼女の部屋でテレビを見ながらおやつを食べて談笑して過ごす。
そして、トイレに行こうと、一人で彼女の部屋を出た。
その時だった。
(…ん?)
彼女の弟である、蓑島の部屋から。
ただならぬ物音と声が聞こえてきたのだった…。
ベッドがギシギシと軋む音。
肌と肌が激しく叩き合う音。
激しいキスの音。
…まさに、いかがわしいの一言である音、音。
そして…。
「あっ…あぁんっ…悠介っ…」
横川の…喘ぎ声!
これは…!
このドアの向こうで、繰り広げられている!
な、名前呼んだよ!
もう、誰と誰がって…。
何もないと言いながら。
この二人はやはり、デキていたのだ…!



