ひょっとして、その決断が迫られている時…なのだろうか。 洗濯室にて、一人でガタガタ動いている洗濯機を目の前に、茫然と考える。 今日は、一人。 横川さんも、千葉先輩もいない。 瞳真が、私に。 話したいこと…。 どうしよう…。 (はぁ…) 答えが出ていたとしても。 気がかりなことも多くて。 どうしたらいいんだろう…。 (ああぁぁ…) 洗濯機の前で、一人項垂れていた。