マイラヴレディ~俺の愛しいお姫様



悶々と頭の中で考えては、解決への方向を見出だせずに。

どんどん考えれば考えるほど、どんどん煮詰まっていく。

すると、罪悪感の波がやってきて、ずーんと自己嫌悪に陥って。

そして、どうしようどうしようと悶える。

…そして、イレギュラーに昨日の瞳真との事をも思い出しては頭が爆発しそうなぐらい恥ずかしくなってしまい、授業中にも関わらず挙動不審となる。

そんなことの繰り返し。



もう、壊れそう…!



そんなこんなで、時間が過ぎていき、午前中の授業があっという間に終わってしまった。



あぁ、誰か助けて…。





…ホント。助けを求めよう。




助けてください…!





「…え?助けてって?」

「どうしたの?また何かあったの?」



昼休み。

お弁当を抱えて、申し訳なさそうに、しずしずと。

大切な友人二人の前に姿を現す。

図々しいのは百も承知ですが…。




「…星月、何かやつれてるね」

「まったく。授業中ずっと百面相やってたろ。いったいどんな話を持ってくるんだよ」

「お願いします…助けてください…」

「やれやれ」