「………」
一緒に連れ立って、家の中へと姿を消す二人の背中を見守るカタチとなる。
「うちでは気を遣わなくていーのよ。せづマネ。出来るヤツにやらせときなよ」
「…私だって、週末は部員×2のおにぎり毎週握ってますよ」
確かに…初来訪の客におにぎり握らせるワケないよね。
そこは仕方ないか。
引き続き璃里さんとの談笑に戻る。
すると、私達のテーブルにテンション高めにやって来た人がいた。
「うっふふー。かわいこちゃんたち、呑んでるー?」
グラスを片手に、顔真っ赤で手を細かく横に振っている。
ニコニコしながら登場したのは、横川さんのお祖母さん、菊乃さんだった。
「菊乃さん、私達未成年だよ…」
「えー?お酒って年齢制限あるぅー?」
何てことを言う大人だ。
警察沙汰になる問題ですよ?
こんなことを口走る辺り、相当酔っ払ってる…。
「菊乃さん、もう酔っ払ってるの?飲み過ぎ注意だよ?歳も歳だし」
「うふふ。今日も元気で酒が美味い!…だってばあちゃん、今日嬉しいことあったからー」
うふうふと私に微笑みながら、隣に「よいしょ」と座ってくる。
私の隣に…!



