「…えー?瀬高さん、ソフト部だったの?だったら野球部のマネやってほしいな。一年私だけだから。ソフトやってるなら野球もわかるよね」
「野球とソフトはルールも微妙に違いますー。ダメダメ。うちに来てもらう」
「璃里ちゃんのイジワル」
本人のいないところで、取り合いとなっている…。
彩里自体、この話すら知らないのに。
「…でも、瀬高さんがもしマネ引き受けてくれるなら、瀬高さんもマネ会に誘おう?」
そう私に話し掛ける横川さんは、少しワクワクしているのか、静かに微笑んでいた。
「うん、そうだね!…まあ、暇してるらしいから強めに誘ってみようかと…」
女バスのマネやろうかなと呟いていたぐらいだから。
「ホント?せづマネありがとー」
女子三人で楽しくトーク。
共通の話題も多いからか、話も盛り上がる。
噂話や部活の話だけでなく、蓑島くんのことや紫苑先輩の話まで。
紫苑先輩が大人達に連れていかれ、この場からいなくなったことをいいことに、璃里さんから紫苑先輩との馴れ初めも聞いてしまった。
「…予想通り、一目惚れの猛アタックだったんですか…」
「もぉー。紫苑先輩マジメすぎるしウザイの。見た目チャラ男のくせに」
「璃里さん、部活でも実は超マジメですよ?見た目チャラ男ですが」
「紫苑くん、見た目チャラ男やめればいいのにね。うふふ」



