「っつーかさぁ?おまえ、いつも俺のワイフ星月ちゃんのとこに来るよなぁー?何のつもりー?話しかけないでー?なぁー?なぁー?」
「は、はぁっ?!…蓑島、おまえに関係あるか!星月には部活の話で…!」
「…じゃあ、業務連絡は一分以内で済ませや!それ以上話していたら、こっちが嫉妬で狂って死にそうだわ!俺を殺す気か!三位の水口のくせに!」
「…んだと?!」
「…っつーかぁ?おまえのクラスにもマネいるだろがい!そっちに行けや!そっちに!」
「は?…お、おまえ!」
そして、蓑島くんは息を吸い込んだ。
「…水口ぃぃっ!!おまえはおまえのマネと、布団の中で業務連絡せいやあぁぁぁっ!!」
より一層の大きな罵声に。
辺りはシーンとなった。
おまえのマネと…?
布団の中で業務連絡…?
(………)
一瞬、何の事を言ってるかはわからなかったけども。
何度も繰り返し考えてみると、その意味がわかってくる。
おまえのマネと、布団の中で業務連絡…あ、ああぁぁっ!
み、蓑島くん!それは…。
それは、いろんな意味で言っちゃダメ!
キスの覗きのこと、バレちゃう!



