「えーーーー」
驚いた私の口から漏れた言葉は何故か出なかった。
目の前には目を伏せている朝永さんのドアップ。
至近距離によって朝永さんの左目の下にホクロがあることに気付いたが、それどころではない。
唇に生温かい感触が押し付けられている。
恐らく重なってる、私達の唇。
先程言葉が出なくなったのって……まさか、まさか!
キスのせい!!?
それに気付くと、カッ!と一気に体温が急上昇。
「やーーーー」
私は逃げようとした。
だってこれは私のファーストキス。
朝永さんのために取っておいたファーストキスじゃない。
それなのに身体と顎をガッチリ捕まれていて、身動きが取れない。
それどころか、力が抜けて、抵抗出来ない……。
口の中に生温い何かが入り込んできて、私の舌に何かが絡んでくると、益々力が入らなくなる。
驚いた私の口から漏れた言葉は何故か出なかった。
目の前には目を伏せている朝永さんのドアップ。
至近距離によって朝永さんの左目の下にホクロがあることに気付いたが、それどころではない。
唇に生温かい感触が押し付けられている。
恐らく重なってる、私達の唇。
先程言葉が出なくなったのって……まさか、まさか!
キスのせい!!?
それに気付くと、カッ!と一気に体温が急上昇。
「やーーーー」
私は逃げようとした。
だってこれは私のファーストキス。
朝永さんのために取っておいたファーストキスじゃない。
それなのに身体と顎をガッチリ捕まれていて、身動きが取れない。
それどころか、力が抜けて、抵抗出来ない……。
口の中に生温い何かが入り込んできて、私の舌に何かが絡んでくると、益々力が入らなくなる。



