「気分なんかじゃない」

罪悪感が上まわって、つぐみの両肩を掴むと真っ直ぐ見た。

「ほんとーに?」

「……じゃないと昨日あんなキスしない」

酔っ払い相手だからだろうか。

つぐみがいつもと違うせいだろうか。

言いたい言葉が素直に出た。

「私のころ、どう思っれるの?」

今日のつぐみは物凄くつっこんでくるな。

しかもじっと目を覗いてくるから擽ったい。
横に目を向ける。

「……昨日、分かっただろ」

「ハッキリ言っれくだしゃい」

「……だから、お前だからキスした」

「分かんないっ!」

はっきり言ったのに怒鳴られた。

何の罰ゲームだよ。
それに泣くな。
もうヤケクソだ。