タクシーで店まで迎えに行くと、杉森の向かいに穂香とつぐみと仲の良い女が居た。
杉森と二人きりじゃなかったことに安心はしたが、穂香が居たことに苛々するし、つぐみは酔いが覚めるどころか焦点も合っていないし、俺が二人居るとか言い出す始末で益々苛々した。
「誰だ、こんなに飲ませたヤツは」
とりあえず目の据わったつぐみが掴んでいたビールジョッキを奪った。
「ウーロンハイをちょっと飲ませたら、いつの間にか私達のお酒を勝手に奪ってたの」
笑顔で説明する穂香に舌打ちした。
穂香を睨み、次に横の女、最後に杉森を睨む。
「コイツに二度と酒飲ますな」
そう言って財布から一万円を出すとテーブルにダン!と置いた。
もう帰ろうとつぐみを見たら、いつの間にテーブルに突っ伏していた。
「つぐみ、立て」
「むりでしゅ……むにゃむにゃ」
はぁと溜め息をついた後、つぐみの鞄を肩から掛けると、つぐみの背中と膝裏に腕を入れて抱き上げた。
杉森と二人きりじゃなかったことに安心はしたが、穂香が居たことに苛々するし、つぐみは酔いが覚めるどころか焦点も合っていないし、俺が二人居るとか言い出す始末で益々苛々した。
「誰だ、こんなに飲ませたヤツは」
とりあえず目の据わったつぐみが掴んでいたビールジョッキを奪った。
「ウーロンハイをちょっと飲ませたら、いつの間にか私達のお酒を勝手に奪ってたの」
笑顔で説明する穂香に舌打ちした。
穂香を睨み、次に横の女、最後に杉森を睨む。
「コイツに二度と酒飲ますな」
そう言って財布から一万円を出すとテーブルにダン!と置いた。
もう帰ろうとつぐみを見たら、いつの間にテーブルに突っ伏していた。
「つぐみ、立て」
「むりでしゅ……むにゃむにゃ」
はぁと溜め息をついた後、つぐみの鞄を肩から掛けると、つぐみの背中と膝裏に腕を入れて抱き上げた。



