『昨日のころ、覚えれないんれしゅか!?しょれろもわざろでしゅか!?』

つぐみが何を言っているのかは呂律が回っていないせいでさっぱり分からないが、昨日のことで怒り狂っているのは読み取れた。

「何言ってんのかさっぱりわかんねぇ。とりあえず酔いを覚ませ」

じゃないと杉森にやりたい放題されるぞ。

『答えれくれないなら、朝永しゃんのお家には二度ろ帰りましぇんから!』

答えなきゃ帰らないって……今ここで言えと?

「……」

『もう良い!朝永しゃんなんて!』

言えずに無言でいたらつぐみがキレた。

「迎えに行ってやるから場所教えろ」

焦った俺は反射的に返した。

「直接答えてやる。お前をどう思ってるか」

間髪入れずにここまで言った。
もうきっとつぐみに俺の気持ちはバレた。
だから腹を括ろう。


「あれぇ?朝永しゃん?なんれ、居るのぉ?しかも二人いるぅ、おかしいなぁ。ひっく」