そのせいだろう、次の日から小嶋はずっと不機嫌で。

ゴミの件もあるし、お詫びも兼ねて、土曜日の休日買い物に誘った。


「そんなダサい格好で隣歩かれたくない。俺が苛々する前に準備整えろよ、命令」

でも素直に言えなくて、捻くれた言葉を並べてしまう。


「孫にも衣装だけど、少しはまともな姿になったから、隣歩けるわ」

やっぱり言えない。


でもそんな俺に小嶋は慣れてきたのか、


「朝永さん、ちょっと付き合って下さい」

俺の腕を引っ張って歩き出した。

触れた温もりに鼓動が少し早くなった気がした。


それから長い時間、小嶋の買い物に付き合った。
と言っても見てるだけ。
商業施設を出ると空が暗くなりかけていた。