「その足で家に入ったら床が汚れる。暴れたら落とすぞ」

「……」

「てか、鍵して出てけよ」

「ご、ごめんなさい……」

施錠も忘れる程俺を心配するなんて馬鹿だよ。


「〇九〇××××××××」

廊下を歩きながら自分の携帯番号を言った。

「え?」

「俺の携帯の番号。覚えとけ」

「覚えとけって……いきなり、言われても、無理です……」

「やっぱバカだな、お前。裸足で飛び出すし」

笑って返すと風呂場の前。

「バカって、ひどいっ」

扉を開けると小嶋を風呂場に下ろした。

「足、洗え」

そう言うのに小嶋は動かず俺をじっと見つめる。

「俺に洗って欲しいのか?」

わざと口角を上げて言うと小嶋がびくっ!と肩を竦めた。

「それなら全部脱「自分でやります!」