その後も告白された女と何度か付き合ったが、どの女も長くは続かない。

そのせいかは知らないが、いつしか変な噂が流れた。

俺が来るもの拒まずの遊び人だと。

そのせいか、一夜限りを望む女まで現れる。

俺も面倒で否定しないから、益々噂は広まっていった。

穂香とは半年程、あからさまに避けていた。

とある日、伊藤と社食で昼食を取り始めた。

ツーショットを初めて見た。

今日は久々に酒を浴びるほど飲みたい。

穂香とよく行っていたバーに向かった。
ここしかバーを知らないというのもあるけれど。


「秋哉」

そこにまさかの穂香が居て、固まった。


「秋哉、私のせいでおかしくなっちゃったの?変な噂聞いたよ?」

笑ってよく言えるな、お前が。

「ホテル行こうよ」

俺に近付くと耳元であっさり放つ。