それなのに頭がクラクラする。

穂香の甘い誘惑に。

穂香に溺れきっていた俺は拒否する言葉を出せなかった。

そんな俺を穂香は近くのホテルに引き摺って入った。

穂香はベッドに俺を倒すと、俺の服を脱がせていく。

あんな最低なことを告げられても惚れた弱味なのだろうか、俺の身体は勝手に反応してしまった。


暫くすると穂香と伊藤と付き合っていると噂が会社内に流れ始めた。

その中でも穂香は俺に週一で必ず連絡を入れてくる。

その度に流される俺。

このままじゃダメだと、告白された女と付き合った。

穂香から来る週一メールは無視した。

穂香のために引っ越したマンションにも、彼女を入れた。

だが彼女にはすぐにフラれた。

私のこと、好きになってくれないでしょうって。

そりゃそうだ。
俺は付き合ってと言われて頷いただけ。