朝永さんは私を無視してズンズン進む。
沢山の社員が往来しているというのに、私の右手を握ったまま。
そのまま社食の列に並ぶ。というか手を離してくれないから強制的に並ばされた。
沢山の視線を感じる。
いつまでも慣れない。
落ち着かなくて、左手のお弁当袋を腕にかけると携帯を掴み、愛佳ちゃんにLINEを送る。
『朝永さんに捕まった。社食に居るよ。』
すぐに返信が来た。
『私、お邪魔だよね?ごゆっくり〜』の文字とハートマーク。
『邪魔なわけない!むしろ居て!二人きりは無理!』
必死に助けを求める私。
『いつも家じゃ二人きりじゃん。』
確かにそうだが、
『この朝永さんの相手は無理!早く来て!』
恋人役の朝永さんはいつもと違いすぎて勘違いしそうになるから二人きりにはなりたくない。
『わかったわかった。』の文と、了解のウサギのスタンプが返ってきてくれて、胸を撫で下ろした。
沢山の社員が往来しているというのに、私の右手を握ったまま。
そのまま社食の列に並ぶ。というか手を離してくれないから強制的に並ばされた。
沢山の視線を感じる。
いつまでも慣れない。
落ち着かなくて、左手のお弁当袋を腕にかけると携帯を掴み、愛佳ちゃんにLINEを送る。
『朝永さんに捕まった。社食に居るよ。』
すぐに返信が来た。
『私、お邪魔だよね?ごゆっくり〜』の文字とハートマーク。
『邪魔なわけない!むしろ居て!二人きりは無理!』
必死に助けを求める私。
『いつも家じゃ二人きりじゃん。』
確かにそうだが、
『この朝永さんの相手は無理!早く来て!』
恋人役の朝永さんはいつもと違いすぎて勘違いしそうになるから二人きりにはなりたくない。
『わかったわかった。』の文と、了解のウサギのスタンプが返ってきてくれて、胸を撫で下ろした。



