もしかして、私を押し倒す気……?

こんな形で抱かれたく無い……。

だって貴方には、忘れられない女性がいるんでしょ……?




「バンザイしろ」

焦る中、突然訳の分からないことを言い出した朝永さん。


「へ……?バンザイ……?」

私は理解出来なくてポカンとしてしまう。


「さっさとしろ。ねみぃんだよ」

苛々マックスの殺気立った顔と声に背筋がゾゾゾとして、言われるがままバンザイをする私。


「わっぷ!」

すると突然上から何かを被せられた。