苛々していたら突然身体が浮いた。
驚いた私は手から鞄を離してしまって、ドサリと鞄は玄関に落ちる。
そして私はというと、何故か担がれた。
また前みたいに朝永さんの肩の上に乗っている形に。
「ちょっと!降ろして下さい!」
私は離して欲しくて、ポカポカと朝永さんの背中を叩いて抵抗する。
だって『面倒臭い』に反論したい。
貴方より面倒臭い人間を私見たことない!
「暴れんな。無理矢理ここで脱がすぞ」
その言葉に全身既に見られているとはいえど、ピタリと抵抗を止める私。
だが動きを止めたのに、履いていた靴を何故かポイポイっと脱がされて、しかも廊下をスタスタ朝永さんは歩き出して。
この人、何する気……?
不安に駆られたところで朝永さんは洗面所に入り、後ろのポケットに入れていた財布を洗濯機の上の棚に置き、お風呂場の電気を点けると、私を担いだままお風呂場に入った。
驚いた私は手から鞄を離してしまって、ドサリと鞄は玄関に落ちる。
そして私はというと、何故か担がれた。
また前みたいに朝永さんの肩の上に乗っている形に。
「ちょっと!降ろして下さい!」
私は離して欲しくて、ポカポカと朝永さんの背中を叩いて抵抗する。
だって『面倒臭い』に反論したい。
貴方より面倒臭い人間を私見たことない!
「暴れんな。無理矢理ここで脱がすぞ」
その言葉に全身既に見られているとはいえど、ピタリと抵抗を止める私。
だが動きを止めたのに、履いていた靴を何故かポイポイっと脱がされて、しかも廊下をスタスタ朝永さんは歩き出して。
この人、何する気……?
不安に駆られたところで朝永さんは洗面所に入り、後ろのポケットに入れていた財布を洗濯機の上の棚に置き、お風呂場の電気を点けると、私を担いだままお風呂場に入った。



