怨返し─赦されない私の罪─


「反応からするにお前初めてだろ?キスもしたことないんじゃねぇのか?
考えてみろよ。お前にとって初めての男が俺だぜ?お前が憎んで最低と罵ったこの俺が、お前の初めての男だ。
やっば!くっそおもしれぇな!!くっは!」


依奈は身体を無理矢理仰向けにさせられ、清都は馬乗り状態。依奈にもう逃げられる希望は何処にもなかった。
依奈は絶望に満ちた犬のような顔をしていると、清都の手は依奈の胸を捉えた。


「あぁ〜。結構あんだな〜。もうちょっと小さいかと思ったのによ。」


「嫌ッ!!やめて!やめてってば!!」


清都の手は依奈にとっては最悪、吐き気をもようす出来事。依奈は吐き気に襲われ、泣きながら抵抗した。


嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!私は罰を求めてた、だけどこれだけは嫌だッ!!絶対に嫌だッ!!こんな事されるなら死んだ方がマシ!!こんな男が....絶対に!!絶対に!!



「やめてよ!!やめてってばぁぁぁぁぁ!!!!」


依奈は身体ごと左右に捻って抵抗、だが状況は変わらず清都は笑を零してその姿を見ていた。


「ははっ!いいね!もっと抵抗しろよ!それを捻り潰して...お前に最大限の屈辱を味合わせてやるぜ!ざまぁねぇなク」


清都が喋っている時、偶然にも依奈の手が清都の顔に届いて結果的にビンタした。