怨返し─赦されない私の罪─



「かっ!...あっ...うぅ...」


「あんまりにも調子乗ってるから京吾も言ってたぜ?「千澤には手加減は要らねぇ。死んだゴミ以上の屈辱と恐怖を与えろ」ってな。
まぁ章太を裏切った時点でお前はもうゴミクズ、こうなっても仕方ねぇよな?」


清都は大きな手で依奈の首を掴まえ持ち上げ、掴んだまま床へ叩き落とされた。
辛うじて確保出来そうだった酸素の通り道が完璧に塞がれ、依奈は一瞬白目を向いてしまう。


「あっ!...あうっ........」


「さて...どうしてやろうかな?ボコボコにしてやってもいいが...それだとイマイチ精神には響かねぇしなぁ〜?」


「虫食わすか?特盛で。」


「嫌だよ、俺お前と違って虫嫌いなんだよ。出来ればあんなおぞましいもん見たくねぇ〜。
う〜ん...まぁシンプルにいくか。」


そう言うと清都は依奈の胸の辺りの服を掴み、ビリビリっと破り捨てた。
依奈は朦朧とする意識の中、その行為の意味を理解するのには時間がかかった。


「あっ....ん?....ッ!な、何するのッ!?」



「あ?分かりきった事を聞くんじゃねぇよ。女が最も屈辱的に思えるのは一つしかなくね?お前の汚ねぇ身体を堪能してやるよ。感謝しろよ?」


「嫌だッ!!やめてッ!」


依奈は身体に残った最後の力を振り絞り、立ち上がろうとするも、やはり清都に押し付けられてしまい、自由を奪われた。