百合愛にはまだ言ってないけど
百合愛は、階段から落ちた衝撃で頭を打った
足も骨折…

10分後
百合愛の病室へ行くと百合愛は寝ていた
今がチャンス…百合愛は病院嫌いで、
診察も嫌がる
どうか起きませんようにと願いながら
1人の看護師を呼んで診察を始めた
補聴器を当てるのに服をめくると触らなくても
体温が高いことが分かる…

奏斗 「音は大丈夫だ」
千鶴 「熱測りますか?」
奏斗 「測った方がいい。」

体温計を指すとき少し百合愛の肌に触れてみると…

奏斗 「体温すごく高いと思うから
点滴持ってきて貰えるかな?」
千鶴 「分かりました」

ピピピピ…ピピピピ
鳴ったか…
体温計の標示を見ると俺は驚いた…
《40.5℃》

千鶴 「持ってきました!熱どうでしたか?」

俺は口にせず体温計を渡した
千鶴も驚いてた…
よく頑張ったな…百合愛

奏斗 「点滴付けるぞ…」

できるだけ素早く点滴を付けた