夏休みも終わって、二学期が始まる



え?飛ばしすぎ?



本当に何も無かったから



私の方が悲しいよ




「葵~葵葵葵「朝からうるさいよ、ちよ」




私が葵の名前を連呼していると


本物の葵が私のところへやってきて




頭に手を置いた。




「何、この手」




「黙れって思いを込めて置いた」






「やだ」





「ハイハイ~てかさ、文化祭の出し物うちのクラスどうすんの?」






急に葵が提案してきたから、




私は前からやりたいと思っていたものを口にする








「私は王道のメイド喫茶やりたい!」