まさに大失恋とやら。



私は完全に恋愛対象にも入らない脇役だったみたい





「それでもいい!!私はとにかく葵が好きなの!」




よくある小説では、幼なじみの特権とやらがあって





本来なら幼なじみ同士の恋愛で


フォーリンラブの展開だったのに...




「お前のこと、好きにはなれない」



「俺は他の奴が好きだけど、




ちよがそれでもいいなら付き合ってあげる」








?!





「ほんとに?本当に付き合ってくれるの?!」




















「いいよ、でも俺はちよが1番じゃない」









そういって葵はニヤッと笑って






「耐えられる?」







私にそう言った