私は幼なじみの花田 葵がずっと好きだった


家が隣同士で、葵のことをずっとずっと1番に隣で見続けてきたこの私


恋愛対象になるのは、もはや当たり前だと思った





私の勘違いかわからないけど、





「ちよ、今日夜、飯でもどう?」

「ちよー、学校行くぞ。早く支度して」


「ちよ、遊びに行こ」



ずっと私と一緒に過ごしてきた葵も


当然私のことが好きなんだろう



そう思って17歳になる今日までずっと





そう思ってた





でも、




「ごめん、俺好きな人いる」














「え?」








私はどうやら、人生最大の勘違いをしていたようだ