~平助の部屋にて <平助が出たあとのお話> ~

(うーん、なんか怖いよ真っ暗だし)

どこからか笑い声が聞こえる
何も知らない僕を嘲笑うような

って!ダメダメ!こんなに沈むような考え方じゃ!ちゃんと明るく!嫌われないように!


……え?嫌われないように……?なんで?僕記憶がなくなる前はどんな生活してたんだろ

もし、僕が近所の人や……両親……に嫌われてたんなら
僕は要らない人間だったのかな?

「ヒック……ウッ……グズン……」

?「あはははっ!新八そりゃねぇよ」

誰か来た、早く涙とめないと……なんで止まらないの?溢れてくるよ

スーッ

?「あれ?もう寝たのか?あ、誠……!?どつしたんだ?」

あ……れ?この人……左之さん?
てことはもう1人は新にぃ?

新「誠、大丈夫か?平助は?」

左「て言うかなんで泣いてたんだ?もしかして暗くてこわかったのか?」

コクン(うん

新「ハハハッまだ誠はこどm((殴」

左「よしよし。もう俺ら来たからゆっくり寝れるぞー平助帰ってくるまでここに居てやるからもう誠は寝な?」

コクン(うん

「ァ……タ」
わかったって言おうとしても全然掠れて出ないよ

新「おう!分かったんなら寝な!おやすみ」

左「お休み、そう言えば平助もまだ、小さい時に道場のみんなで道場に泊まった時、平助と総司が寝たと思って花札やってたら平助が起きてきて泣いてたな」

フフッなにそれ!僕と同じだ!

新「あぁ、そんなこともあったな!んで、総司は?って聞いたら起きたらいなかったって言ってみんなで平助寝かそうと部屋に戻ったら総司が泣きそうなの我慢して布団の中でまるまってたよなw」

総にぃも同じ!

左「あ、そしたら総司に聞いたらトイレから戻ったら平助が居なくなっててみんないなかったからびっくりしたって言うのを聞いてみんなで、2人を寝かしつけようとしたら俺らの方が早く寝てたって言うなwあの時はたのしかったなー」

新「おう、あ誠布団に入らず寝てるw」

左「ったくこいつらはみんな布団に入らずに寝るなw」


平「あれ?なんでしんぱっつぁん達居るの?」

左「あぁ?平助といっしょに飲もうとしたら誠が泣いててな、いま誠が寝たとこだ」