そこまで言うと瑠衣は「は?」とでも言いたげな顔をする。
「よろしくね瑠衣」
「は?おい待て」
私が歩き出そうとすると瑠衣は慌てながら私の腕を掴む。
「これは"Flower"と"一ノ瀬"の秘密よ」
口角を上げて言えば、応えるように瑠衣は手を離した。
「あ」
私は思い出したように発言してそのまま無線をONにする。
『番号』
「No.0 Flower F006 。File03について、Bossへ接続を」
『了解しました、そのままお待ちください」
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