それからすぐに、白牙の事を調べにかかった。
「なに…これ…」
血相を変えた私は、甲斐に遥都を呼ぶよう促す。
数分後にきた彼はすっかり総長モードで、嫌悪に漂う空気を読んだことが分かる。
「何だよ」
「お前、ハッキング出来るやつ仲間に入れてねぇのか?」
彼に応えるように花モードに入った私に瑠衣と甲斐は目を泳がせる。
「正確には "いた" んだよ」
透が低い声で言い放つ。
「遥都、どう言うことだ?」
「ソイツは元副総長。ハッカーでも上位だったらしいな。お前も会ったことがあるはずだ」
「は?」
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