「幹部が来るまでヒミツ〜」


と遥都は可愛らしく笑うと吸い込まれるように眠った。
おい、寝るか?普通。
私はそれをジッとみる。

その数秒後。
本当にそれくらいだった、凄く短かった。
うるせぇ4人組が入ってきたのは。


「「「「遥都!?!?」」」」


扉が勢いよく開く。
何だよこれは。

ため息をつき、ときあえず顎でクイッと遥都を指すと男達は力なく笑った。


「柚?」


前の男2人の間から見えた人物に私は目を見開く。


「陸ちゃん?」