10日間彼氏

「青くん、青くん」

大好きだよ、青くん。

私、あなたのことを忘れることなんて出来ないよ。

ドクンドクンと心臓の音が聞こえるくらいに、激しく胸が高鳴り、全身が熱くなった。

「ふぇっ、うっ、ヒック」

気づいたら、嗚咽が抑えられないくらいに涙が溢れてきて地面にしゃがみ込んだまま泣き出してしまった。

会いたいよ、青くん。最後にもう一度だけでもいいから。