10日間彼氏

そんな、不毛なことばかり考えながら、暗い気持ちで窓の外を見ていたら、学校のゴミ収集場あたりに、ユイカさんが立っているのが見えた。

彼女はゆっくりと、ゴミ箱に歩いて行き、燃えるゴミの大きなゴミ箱に茶色いノートのようなものを投げ混んでいた。

え、あれって?まさか。

だけど、彼女は投げこんだその茶色いノートをもう一度ゴミ箱から拾いあげて、校舎へ戻っていこうとした。

そして、10歩ほど歩いたところで、踵を返しもう一度ゴミ箱にそれを投げこんだ。

彼女は、走って校舎へ去っていった。