いつだって恋は雨模様

あいにく今日は、部活がなかった。

週に2日は、必ず休まなければならなくなったせいだ。

朝から、ぐるぐる1年生のフロアを回る不審人物だったと思う。

「奏十くん」

「ん?」

朝から、そのかわいさ爆発とは罪ですよ。

いやいや、それじゃなくて。

「歌詞かこうと思ったんだけど、どういうテーマでかいたらいいか分からなくて」

「あー」と困った顔になって、迷い迷いで

やっと顔をあげた。

「桃井さん...、えっと...風花さんが書きたいものでいいんだよ。

恋愛なら恋愛、青春なら青春、どんなものでも

思いを込めて作ればきっと風花さんなら大丈夫!」

にこっと笑わないでにこっと。

「ありがとう」

にこっと返しだよ、あっかんべー