ダンスパーティーも比較的

和やかに進んでいるように感じてた。





…でもそんなのは俺の甘い勘違いだった。





京「おい」



そう呼んだのはおれの幼馴染の赤羽京輔。


赤羽大病院の御曹司。

志保ともなぜか仲がいい。



俺「なんだよ」



京「ん。これ見とけ節穴」



俺「は!?」


渡されたのは写真と音声だった


京「お前が手放したら俺がもらう」



そこには志保が足をかけられてる写真だった


…あのパーティーが始まる前

こけそうになってたやつ…



俺「これって」



京「そのド派手なドレス。あいつのだろ」



俺「あぁあ…。」


これは紛れもなく夏妃のだ。