あなたの心の片隅に。


私「パーティーに戻ってください!
あとは佐藤さんの湿布貼りますから」



優「どうしてそこまで俺に気を使う」



ど、どうしてって言われても…


認めてもらうため?


いや、私のせいで政略結婚する羽目になったから?



私「ご迷惑かけてすみません」



優「答えになってない」



私「パーティー。
次期社長がいないのは流石にまずいかと…」



優「あぁ。そうかもな」



私「私のせいですけど…

もう大丈夫なので!」


私のせいで台無しにするわけにはいかない

ここまで我慢したんだから



優「ああ。戻るよ」



私「ありがとう…ございました」


優哉君は不服そうな顔をして会場に戻った