あなたの心の片隅に。



「しーほちゃん!」



私「あ!京輔先輩!」



京「すっごい似合ってる」



私「ほんとですか?ありがとうございます」



京「本当に綺麗。」


そんな眺められたら恥ずかしい。


私「京輔君のおかげです」



京「昨日も着物よかったよ?」



私「それも京輔君の」



京「tojyo家にすごい人が嫁いできたって(笑)
今日もその話で持ちきり」



私「ええそんな!」


またまたお世辞を京輔君!



京「俺、狙ってたのになぁ」



私「へ?!」


狙ってたとは?


京「優哉のお嫁さんなんだね」



私「す、すみません。
ずっと言いたかったんですけど…」



京「んーん。考えてることはわかるし
なんなら着物選ぶ時からわかってたし!

多分友里も(笑)」



私「え!?そうなんですか?」



京「あいつも俺らには言えばいいのに
そういうとこ頭硬いっていうか」



私「すみません」



京「志保ちゃんが謝らないでよ!
あいつにいうなって言われたんでしょ?」



私「まあ、はい。」