あなたの心の片隅に。


「あ!優君!!」


あの声が聞こえた瞬間私は手をとっさに話した


私「私先に行ってます」


夏妃さんが駆けてくる方とは逆のルートで佐藤さんの方に向かう



佐「よくお似合いですよ。」



私「ありがとうございます。」



佐「待たれますか?」



私「いえ、出してください」



佐「かしこまりました」



佐藤さんは何も聞かない。

察してくれてるのかわからないけど、

私たちの間に溝があることはわかっているだろう


〝夏妃さん〟その存在が良くも悪くも私たちをかき乱している。