総務部の平社員である私と、エリート街道まっしぐらの海外事業部の塚田部長が付き合っているなんて、誰が想像出来るだろうか。 「私の大事な晴香をこんな目に合わせて。あのヤロー、腹立つ」 小百合は綺麗な見た目とは裏腹に、かなりの毒舌家だ。 「あのヤローって……」 「一回りも年下の晴香に手を出しときながら。晴香もなんであんなオジサンを好きになるのよ」 「オジサンって……。部長はオジサンじゃないよ」 塚田部長は決してオジサンではない。