「くくっ
一晩中、俺の事、考えてた?」

「っ!?」

「嬉しいけど、お前の体の方が大事だから、
今日は早めに上がろうな。」

かわいい奴。

俺は、結の頭をポンポンと撫でて、自分の席へ戻った。



・:*:・:・:・:*:・

12時。

「さ、飯、行くぞ。」

「うん。」

俺たちは、いつものように連れ立って社員食堂に向かう。