「彼氏が、お前は化粧をすると肌が荒れるタイプだからやめとけと言っていた」
「あぁ……そういう体質の人って確かにいるもんね」
「今日にでもあいつと会う約束をしているんだぞ!?こんな姿を見られたら、きっと嫌われてしまう……」
なるほど、肌が荒れて彼氏に嫌われないかって気にしてるのか……
「凛子も意外と乙女だったんだね〜」
「志乃まで梓沙みたいなこと言うな。それより、今度は私達のターンだ」
ふっと微笑んだ凛子が持っていたのは、チャキと言う名称で知られている女子に人気のカメラだ。
「このチャキは即現像機能ありのものだ。これで深愛と梓沙の写真を撮って学園祭で売る」
「り、凛子……」
「しかも学園祭特別メイド服バージョンだ。これを売りつけることで私は今日の恨みを晴らす」
相当根に持ってるな、これは……
もちろん志乃も協力してくれるよな?と凛子が聞いてくる。
何でも写真の売り上げの一部をくれると聞き、そりゃもう光の速さで首を縦に振った。

