好意を抱かせないように、俺も愛着がこれ以上湧かないように
今まで通りの俺様暴君一護様、で約半年貫き通そうと思う。
その曇りのない笑顔を、守りたいから。
*
翌日。
俺の講義を聞いた志乃は、まずは相手の女子の情報収集に行ってもらった。
正直告白のことバラしてしまうんじゃないかとかヒヤヒヤしながら見守っていたが、
好きなタイプと依頼者とは高校で再会した幼なじみらしいという有力な情報を入手してきた。
俺の方は依頼者からその子がどんなものが好きかとか、長すぎる思い出話を聞きながら告白のプランをいくつか建てた。
でも、志乃が受けた依頼だから告白のプランニングはアイツにさせたいと思う。
……さすがに白馬は勘弁してほしいけどな。
「告白のプランニング、できたか?」
学園祭準備期間に入った恋愛指南部。
学園祭のバザーはかなり準備が大変だから、この時期は依頼を受けるのをなるべく減らすよう部員たちに言っている。

