ようこそ、恋愛指南部へ!



「どこの恋愛ドラマじゃー!!!」

ちゃぶ台返しならぬルーズリーフ返しをする俺。

ヒラヒラと舞うルーズリーフ……絵面が地味すぎる。


「えぇ、どこが変なの??」

「お前の頭だよ、バカ!」

「はぁっ!?バカって先に言ったほうがバカなんですぅー!」


小学生みたいなこと言ってるんじゃねぇ、バカ。

「おい、セト」

俺は廊下にいるセトを呼びつけ、1つ質問を投げかけた。


「告白の相談をされた場合、まずどうする?」

「えーと、まずはその人が好きな人の情報収集ですかね」


急に呼ばれたセトは少し小声になりながらも模範解答を言った。


「いいか?告白のシチュエーションなんて殆どおまけみたいなもんだ。

大事なのは情報収集!敵陣を知ることから始まるんだよ、覚えとけ」

「情報収集って……何か地味だね」

「まずは好きな女子の情報を知ること。その人の性格や好みのタイプを知ること。

そして得た情報を照らし合わせ告白をする、分かるか?」