その途端、背筋をシャンと伸ばし壇上をじっと見つめる俺様男。
どうだったんだろう。
いい結果だといいな……
名前を呼ばれるのが遅ければ遅いほど、いい順位と言うことになる。
私も、ゴクリと唾を飲む。
静寂の中、他の学校の順位が発表されるのをただ聞いて待つ。
まだ、まだ呼ばれない。
発表をじっと聞いていたらついに、残り2校になった。
次に名前を呼ばれなかったほうが、優勝。
手を組み、ただただ願う。
君の努力が実りますように、ただそれだけを。
「第二位、論文『愛の永遠』、椎名一護!」
名前を呼ばれた途端、物凄い勢いで立ち上がる俺様男。
2位、だった……
この結果を、彼はどう受け止めたんだろう。
1位は、1番良く分からない発表をしていた論文だった。
確か『照明の種類と恋に落ちる確率の関係性』みたいな論文だった気がする。
名前を呼ばれた生徒たちが壇上に向かっていく。

