ようこそ、恋愛指南部へ!


手を繋ぐで脅しかけてきた!!

何なのよ、一体……


日曜日だから家の周りにそんなに人が通ってないから良かったものの、

平日だったら私達、確実に不審者なのでは……


「分かったわよ、だから離して!」

嫌な気持ちより世間体を重視してしまう自分が恨めしい。

でも、こんな時間からギャーギャー外で騒いでるって通報されたくない。

ようやく解放された私は仕方なく携帯の連絡先を交換する。


「そう言えばどうして私の家知ってるの?」

「あぁ、お前の友達の萱島から聞いた」

元凶はみあか……!

この間遊んだ時そんなこと一言も言ってなかったのに。

今度会ったら怒っておかないと。


「よし、行くか。俺に着いてこい!」

「あのー…駅こっちなんだけど……」

「あ、あっちだな!行くぞ!」

「えぇ、だからそっちじゃないってばー!」


俺様男はいつも通り自信過剰に振る舞っていたけど

道は間違えるし、赤信号で飛び出しそうになるし、木にぶつかりそうになるし……