「おーい、赤の7番引いた女子いるかー?」
「えぇっ!瀬戸内くん7番だったの?7番の女子羨ましい〜」
「ね、こっそり交換して貰えばいいんじゃない?」
非常に7番ですって言いづらい……
志乃エクスプロージョンで未来は恐らく変わったものの……
これはこれで、間違った気もしてきた。
「あの、私です……」
「お、深水なら安心だぜ!よろしくな!」
二カッと爽やかな笑顔で笑う瀬戸内くん。
うぅっ、その笑顔は眩しいんですけど後ろが怖い……
ちらっと俺様男のほうを見ると、他の女の子と楽しそうに話していた。
何その笑顔、腹立つ。
私には見せない癖に、そんな顔。
若干イライラしたものの、すぐに忘れて肝試しの列に並んだ。
先に何組かスタートした後、ついに順番が回ってきてしまった。
実はあのくじ、全部がペアくじではなくて
お化け役のくじもあったらしい。
お化け役になったらひとりでずっと待っていないといけないから、お化け役じゃなくて良かったと思う。

