これ以上ツッコむとほんとに過労死してしまう。
………もう勝手にやってろ!!!
*
「や、やっと着いた……」
バスに乗ること1時間半。
見慣れた町並みからゆっくりと緑が多くなっていき、
辿り着いたのは山を少し登ったところにある旅館だった。
あの後カラオケ大会に野球拳、俺様男の自称秘蔵DVD鑑賞会……
思い出すだけでげっそりとする。
葉月先輩が焼いたパンは美味しかった、とても。
結局一睡も出来なかった。
ほんとに恨みたい。
旅館に着いてエントランスに荷物を置いた私たちは、宴会部屋のような広い部屋に集められた。
「今日のスケジュールだが……」
顧問の先生を差し置いて完全に場を仕切りだす俺様男が持ってきたのは
大学とかにありそうな大きなホワイトボードだった。
二面あるホワイトボードの左側には分刻みの予定表が書かれていて、右側は白紙だった。

