ようこそ、恋愛指南部へ!

思わず、私は立ち上がっていた。


「……くだらなくなんかない!」


「え?」

「夢を叶えるために一護と向き合うことをしなかったあなたに、一護の夢を否定する資格なんてない!!」


すみれさんの気持ちも分からないではない。

タワマンに住めるくらいに稼いでいるんだから、一護に苦労はさせてないのだろう。

ただ、一護はそれをほんとに望んでたの?

一護は、ただ、母親からの愛が欲しかっただけなんじゃないかな?


他の人が、誰かを好きになっても。

他の誰かの恋愛を成就させたとしても。

きっと、それは愛の永遠ではないと思う。

「……すみません。出過ぎたことを言いました」